骨は日々破壊と再生を繰り返しています。古くなり脆くなった骨は『破骨細胞』が壊して材料のカルシウムに戻し、『骨芽細胞』がカルシウムを使って骨を作ります。
骨粗鬆症
骨粗鬆症


骨は日々破壊と再生を繰り返しています。古くなり脆くなった骨は『破骨細胞』が壊して材料のカルシウムに戻し、『骨芽細胞』がカルシウムを使って骨を作ります。

このバランスが何らかの理由で崩れ、骨を作るよりも骨を壊す方が強くなってしまったら、骨がどんどん壊され脆くなってしまいます。これが骨粗鬆症です。
骨粗鬆症の原因は多岐に渡ります。
骨粗鬆症の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせて行います。
食事療法
カルシウムやビタミンDなど骨を作る材料を積極的に摂取する。
運動療法
骨に荷重をかけて骨を強くする。
薬物療法
骨を壊す働きを止めたり、骨を硬くする作用がある薬を使用する。
これらはどれも重要ですが、骨粗鬆症の原因によってどれを最優先させるかを決めます。年齢や性別が原因の原発性骨粗鬆症が頻度としては多く、この場合は食事や運動をどれだけ気をつけても進行を止められないことが多いため、薬物療法を中心に行います。
また骨を壊す働きがある副甲状腺ホルモンが過剰分泌される疾患である副甲状腺機能亢進症の場合、骨が壊されすぎることで骨粗鬆症になるだけでなく、血中カルシウム濃度が上がりすぎて筋肉の痙攣や拘縮を起こしたり、不整脈を起こし最悪の場合、心停止を起こしたりすることもあります。血中カルシウムが多すぎると尿中に捨てられるカルシウム量も増え、これが尿管結石の原因になったりもします。
この場合は過剰分泌している副甲状腺を手術で摘出する必要があるため、骨粗鬆症の初回受診時はこれらの続発性骨粗鬆症がないかを調べます。
院長は藤田医科大学病院で勤務していた際、大腿骨頚部骨折などの骨折治療目的で入院した全症例に対して内分泌内科医として骨粗鬆症の有無の検査や治療介入を行っていました。
その経験を元に当院でもレントゲンを用いた正確な骨密度測定装置(DEX法)を使った骨密度の測定を行い、骨密度や骨折歴、内服薬や現在治療中の疾患の状態などを複合的に判断して、最適な骨粗鬆症の治療を提案させていただきます。
骨粗鬆症があるかどうかの骨密度検査も可能ですので、特に高齢者や女性の方はご相談ください。
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